Date
Title

鎌倉molnライブ、僕の好きな本

 5/18、鎌倉のmoln(モルン)という雑貨屋さんで「貸切り図書館 7冊目 〜15年目の江ノ島ラプソディ〜」というタイトルのライブを行いました。ミュージシャンがライブと共に本を紹介する、好評の企画。鎌倉といえばすぐ近くには江ノ島があり、僕が1999年にシングル「江ノ島ラプソディ」をリリースしてから早いもので今年で15年が経つので、そこに収録された3曲もここで再現しよう、ということになりました。

2014051807.jpg

 というわけで今回のMCはすべて、本の紹介。全部で10冊くらい、1度にここまで紹介したのは今までで僕が一番多かったようです。

 僕は本屋さんで平積みされているような、いわゆるベストセラーの本はあまり読まないので、ややマニアックな本が多かったかもしれません。すらすら読める本は敬遠しがちで、1ページ、1行ごとに心に引っ掛かる本をいつも求めています。普段、曲のために詩を書いているので、ストーリー展開よりは言葉の響き、組み合わせ方にいつも興味があります。

 腰を据えて1冊を通して読むのも好きですが、どちらかというと気が向いたときにパラパラめくる方が多いですね。だから自宅スタジオの中にも本がずらりと並んでいて、適度な吸音もしてくれます(笑)。

2014051817.jpg

2014051823.jpg

 自分の好きな世界を紹介するというのは、逆の立場になると人の趣味をえんえん聞かされるわけで。お客さんが退屈しないかと、なるべく笑えるエピソードをたくさん用意させてもらいました。そのせいか本の話が延長して、深夜ラジオのようなぐだぐだトークも多めに。そういえば、この日まで1週間、毎日夢のなかで本の解説をしていました。それだけ無事にこの日をいい形で終えられるか、心配でしたね〜。

 朗読をして、そこから曲に入るなんていう場面も何度かありました。梶井基次郎の「檸檬」など、オーディオブックとして僕が朗読をしたものが、すでに数作品、iTuneStoreで販売されています。まだ聴いたことの無い方はぜひ。

「檸檬」梶井基次郎 ナレーター:HARCO

2014051810.jpg

2014051811.jpg

 ギター、ウクレレなどを石本大介くんに。トークでは自然と合いの手の係になってくれたので、助かりました。

2014051828.jpg

2014051866.jpg

 ライブが終わり、お客さんに本の説明をしたり、気になる本を手に取ってもらったり。僕も本屋の主人になったような気分に。

2014051871.jpg

2014051874.jpg

2014051873.jpg

(ここまでの写真:祖父江綾子さん)

 この日、紹介した本はこちら。

「高橋順子詩集」高橋順子
「この海に」J.M.シング 訳:高橋順子

Moln-book6.jpg

「佐藤泰志作品集」(「海炭市叙景」「そこのみて光かがやく」)佐藤泰志
「福間健二詩集」福間健二

Moln-book4.jpg

「山と行為」(「星」)串田孫一
「檸檬」(「城のある町にて」「愛撫」)梶井基次郎

Moln-book2.jpg

「ひとりの男が飛行機から飛び降りる」(「羊たち」)バリー・ユアグロー
「幽霊たち」ポール・オースター

Moln-book3.jpg

「星を撒いた街」上林暁

Moln-book1.jpg

「文房具56話」串田孫一
「文房具を買いに」片岡義男

Moln-book5.jpg

 この日のライブを取り仕切ってくれたfishing with johnの五十嵐さんが、ブログを書いてくれました。ライブの内容、さらに本のトークのことも、より細かくレポートしてくれています。五十嵐さんはかつて僕の「水中バギー」という曲で、ギターを弾いてくれました。

「メトロフリークスが行く、15年」

 僕からもいろいろと解説したいですが、この「本を紹介する」シリーズ、他の街でも開催してみたいなぁと考えているので、そのときに取っておきます。もちろん、さらなる第2弾以降も続けてみたいです。予習復習を兼ねて、ぜひ、ピンと来たものは手に取って読んでみてください。





calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< September 2017 >>

selected entries

categories

archives

links


web design by drop around